４月の全校集会の際、校長先生がお話になっていたことです。私はこの話が好きで今でも覚えています。

ある会社の就職面接では、必ず聞く質問があります。
「あなたのこれまでの人生、運が良かったですか？悪かったですか？」
そして、運が悪いと答えた人は絶対に採用しないそうです。理由は明確なものがありました。

運が悪いと答えた人は、悪い理由をすべて他人のせいにしているそうです。そんな人が会社に入って、他人と協力して、仕事をうまくやっていけるでしょうか。大事な仕事を任せたいと思うでしょうか。
逆に、運が良かったと答えた人は、すべて他人のおかげだと言っているそうです。楽しく学校生活を送れたのは、周りに友達がいてくれたから。部活で結果を残すことができたのは、チームメイトのおかげだった。全部、他人のおかげ。

この考え方を自分たちにも当てはめてください。
今までの試合でのミスは、すべてその人が悪いのでしょうか。自分にも非があるのではないでしょうか。
自分のパスは良かったのか、指示は正しいのか、受け方はよかったのか、走り込むところはよかったのか、シュートは良かったのか。
自分の非から逃げないでください。ちゃんと向き合えば、プレーも変わり、今までとは違う結果がついてくると思います。
まだ時間はあります。変わる時間もまだあります。