ケガ人が多く、本来の力が出ていないといえば、そうかもしれないが、試合に出れた人にはいい経験が積めた試合だったかもしれない。それにしても、いつもそうなのではあるが、決して満足のできる内容のものではなかった。
　　ボールが手につかない、ハンドリングの悪さ、ドライブにあわせるプレーは相変わらず少ない、難しいレイアップを決めて、イージーなレイアップを落とす、リング下での逃げのシュート、速攻３対２での判断ミス、ディフェンスでは簡単にウィークサイドを１度ならまだしも２度３度と抜かれてしまう…。チームとしても声がでない、ナンバーコールをしない、ボックスアウトをさぼる…もうこれぐらいにしよう。悪い所がどうしても目立ってしまうわけで、いいプレーもあったのだが、やはりまだ上を目指して欲しい故の苦言になってしまう。
　アウェイの練習試合は来週で最後になるが、ウィンターカップの第二高校戦から少しでもレベルアップした戦いを期待するものである。by上田篤史