苦しい事が楽しい事より今まで多かったかもしれないが、久々に西高女子バスケ部にご褒美というか、達成感を味わえる試合ができた。一回戦の玉名高校戦がこの段階での最大の、今後の活動を左右する大一番であった。この試合にかける思いは一ピリオドからひしひしと伝わってきた。ほぼイメージ通りの出だし、リードして前半を終了、そして後半押し込まれる場面も多々ありながらも何とか何とかしのいでしのいで最終ピリオドへ。前回ウィンターカップ、対ルーテル戦の二の足を踏むことなく集中して最後逃げ切ることができ、見ている方を疲れさせる展開ではあったが、結局一度も相手にリードを許さず、勝利を手にいれた。
　　二回戦、対九州学院、初戦で力を使い果たしたのか、普通にやれば大差をつけられる展開になったと思うが、そういうことを含めての試合、勝利することはできたが、課題の多い試合となった。
　　しかし、girlsの表情はにこやかで、それを見ていると本当にうれしくなった。南九州予選に初めてか、久々に出場が決定したのも嬉しい限りである。
　　明日は本当の大一番になる、対開新高校戦。相手のイメージはしっかりつかめていると思うし、前回練習試合のリベンジをきっちりつけて喜びをみんなで分かち合いたい。