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ROOKIES達の熾烈な戦い…第53回関東大学バスケットボール新人戦 "The FINAL DAY" Report

 
激しいリバウンド争い、東海#0ベンドラメ&青学#13鵤     今シーズンから母校の指揮を執る、青学の廣瀬AC


【3Q】
ファーストプレーで東海のベンドラメがスティールからファストブレイク!
しかし序盤ペースを掴んだのは、リードされている青学だった。
まずは笠井のベースライン殻のドライブでレイアップを皮切りに…田中のオフェンスリバウンドからのゴール下。
更に船生がファストブレイクでファールを誘い、フリースローを奪う。
そして、田中と鵤のコンビで、鵤が素晴らしいゴール下へのカットインプレーがAND1!
最後は鵤が強さを活かしたゴール下を沈め、一気に34-40と東海を詰め寄る。
 
それでも東海は伊藤の果敢なドライブに、#19三ッ井 利也のオフェンスリバウンドからのゴール下で応戦。
しかし、青学の流れが止まらない…
鵤の鮮やかな3Pに、その鵤のスティールから柏倉がファストブレイク!
ついに39-44の5点差となったところで、たまらず東海がタイムアウト。
残り4:51秒。
 
タイムアウト明け、今度は東海がペースを掴みかける。
まずは伊藤のパスから橋本のゴール下を皮切りに、更に鈴木のドライブでコールが鳴り、フリースロー。
最後はベンドラメの3Pが決まり、東海が3連続オフェンス成功。
今度はたまらず青学がタイムアウトを請求する。
残り3:09で、39-51で縮まった点差が広がった。
 
ここからは両者譲らない展開で、点差がキープされたままゲームが進んでいく。
まずは青学の鵤が素晴らしいドライブでスタートすれば、負けじと東海のベンドラメもドライブで応戦。
残り1分を切って、両者1本ずつゴール下で決め合うが、ブザーが鳴って終了。
44-55と11点差のまま、ゲームはいよいよ最終Qへ突入する。
 
 
青学#0船生のアタックを東海ディフェンスが必死のブロック   鋭い眼光でプレーを見つめる、東海・陸川監督

 
【4Q】
序盤、両チーム激しいディフェンスでなかなかイージーショットを放つことが出来ず、得点が伸びない。
しかし、その想い展開を打ち切ったのは、東海だった。
ベンドラメのパスをツインタワーの一角でもある、橋本が3Pを豪快に沈めていけば…更に伊藤のパスを受けて連続で3Pを沈めていく。
東海サイドから、どよめきと歓声が爆発する中、すぐさま流れを断ち切ろうと青学がタイムアウトを請求。
 
タイムアウト明け、冷静さを取り戻した青学が反撃を見せていく。
船生のパスから安藤が3Pを沈めていけば、更に次のプレーでアシストした船生がスティールからそのままファストブレイク!
今度は青学サイドから歓声と「ディフェンス!」という声が響き渡る。
残り6:25で51-63の12点差。
 
それでも東海が2Q中盤に見せた猛攻を、ここで再度見せていく。
頓宮がゴール下で高さを見せていけば、橋本も果敢にゴールを狙いファールを受けてフリースローを獲得。
そして、ここでベンドラメがチームに完全なる流れを呼び込もうと攻守ともにアグレッシブにプレー。
ファールを受けてフリースローを得れば、スティールからファストブレイク、更に頓宮のゴール下プレーを見事にアシスト。
最後は橋本、3Pショットをフリーでしっかり決めていく。
51-74で残り3:52となったところで、青学がタイムアウトを請求。
 
タイムアウト明け、青学の鵤がペイントで力強いプレーを披露。
しかし、すぐさま東海の中山がファストブレイクで応戦。
残り1分を切って、青学が最後の意地を見せ、船生のパスを受けて安藤が3Pを決める。
 
しかしながら、広がったリードは縮まらず…このままゲームエンド。
東海大学が77-59と、青山学院大学を18点差で下し、チャンピオンの座に輝いた。

 
青学#13鵤の2Pジャンバー                      ゲーム見ながら、BasketPad2にてスコアを付ける青学ベンチ



序盤は一進一退の攻防が繰り広げられたが、徐々にディフェンスが激しくなるにつれて、高さのある東海大学がペースを握って行った。
しかし、青山学院大学もエンドラインから激しくディフェンスを行い、それを早いテンポでゴールに結びつける。
とても見どころの多いFINALでした。
ルーキー達の戦いという事もあって、リングにアタックする姿勢や思い切ったプレーなども随所に見られ、この姿勢をぜひ保ち続け、更に磨きをかけてほしいと感じた一戦でした。
 
 
さて、次回ですが…
優勝した東海大学の陸川監督、#0ベンドラメ 礼生のチャンピオンインタビュー。
更に、新人戦MVPを獲得致しました、拓殖大学#23ジョフ・チェイカ・アハマド バンバ選手のインタビュー。
こちらをお届けしてまいります。
 
バンバ選手には…意外な質問もさせて頂きました!
ぜひ、お楽しみに。


 
新人戦チャンピオンの東海大学の面々              準優勝の青山学院大学の面々


今回の新人戦MVPのバンバを要した、3位の拓殖大学の面々

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