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注目のプレミアムチーム 共栄大学女子バスケットボール部

バスケプラス:新しいチームならではの苦労はありますか? 


下村さん:1期生ということで先輩がいないため、色々な決まり事を自分たちで作っていかなければいけないのは大変でした。ただ、こういった苦労を乗り越えて結果を残すことにやりがいがあると思っています。
 
バスケプラス:今年の目標である2部昇格に向けての意気込みを聞かせてください。
 
下村さん:3部は、4部に比べると高さ、パワーがあり、去年はそれに中々、うまく対応できませんでした。3部を勝ち上がるには、もっと体力や当たりの強さを身につけることが必要だと感じています。ただ、去年は何も分からない手探り状態で3部に挑んでいましたが、今年は1年間経験したことでどういうレベルなのか、みんなしっかり分かっていることは大きいと思います。
 
また、メンバーは個性が強い人たちが揃っていますが、去年まではコート上で自主性を中々、発揮することができず受け身のプレイが目立っていました。それを今年は他人任せではなくみんな積極的に自分の考えを主張していき、それぞれが自分の持ち味を出していきたいです。そして4月からは新入生が入ってきます。新しい力が加わることで、
どんなチームになっていくのか楽しみです。最終的には2部昇格を達成したいです。
 
バスケプラス:バスケバッド2を使うに辺り、これまではどのようなデータを集計していたりしましたか?
 
下村さん:シュート、リバウンド、ブロック、スティールなど、基本的なスタッツを記録しています。あとは分析する時、相手の中心選手をいかに抑えるのかについて考えます。相手がエースからどんな攻めを展開してくるのか、そして誰をマークにつけるかなどの対策を練っています。バスケパッドでは単純にスコアブックをつけるだけでは分からない色々な情報を得ることが出来るので、これからどんどん活用していきたいです。


かつて巧みなボールハンドリングと抜群のゲームメイクで日本バスケットボール界を席巻した名PGが指揮官としてチームを率いる共栄大学女子バスケットボール部。2010年の誕生から確実に前進しているチームが、さらにデータバスケットボールという新たな武器を得てどんな進歩を見せるのか、新シーズンの戦いぶりが楽しみだ。

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