第１Ｑ　正智深谷はハーフマンツー，九州学院はオールマンツーでスタート。開始早々ファウルをもらった正智深谷が#10のフリースローで先制。立て続けに#10がミドルシュートを決める。その後，九州学院も#7のフリースローや#5のレイアップ，#7による２本の３Ｐで応戦し，一進一退の展開。チームファウルが溜まった正智深谷に対し，九州学院は#11が強気の1on1でシュートをねじ込み，14－19と九州学院がリードして終了。
第２Ｑ　正智深谷ボールでスタート。開始早々，正智深谷は#8のドライブ，#10のリング下シュートで追随する。対する九州学院は約４分間無得点。ようやく#7のフリースローで得点するも，正智深谷の厳しいディフェンスを突破できず，外角からのシュートを放つことが多くなる。正智深谷は#10のバスケットカウントや#15のターンシュートでついに同点に追いつく。さらに#15のターンシュートで逆転に成功したところで九州学院はたまらず前半２回目のタイムアウト。２Ｑは34－33で正智深谷がリードして終了。
第３Ｑ　正智深谷はディフェンスを２－３のゾーンに変更。しかし，九州学院が#5・#7の連続ゴールで勢いを取り戻す。さらに，オールコートマンツーの激しい当たりでパスカットからの速攻で#9・#11が得点を重ねる。正智深谷はディフェンスをハーフマンツーに戻すも九州学院の勢いを止められず，ベンチも熱を帯びてくる。九州学院は残り２分で#5がスローインからのボールをアリウープでバスケットカウント。応援席も沸き立った。正智深谷はカウント後，オールコートマンツーで勝負に出る。#12がドライブからのバックシュートをねじ込み，意地を見せるが，終了間際に九州学院の#8がリング下のパワープレイを決めて54－61で３Ｑを終了。
第４Ｑ　九州学院がディフェンスをハーフの１－２－２でスタート。正智深谷はハーフマンツーの激しい当たりで相手のミスを誘う。途中オールコートマンツーに切り替え，さらなるチャンスを狙うが，九州学院#4が鮮やかなドリブルワークでディフェンスをかわし，落ち着いたパス裁きでチームを導く。九州学院#7がフリースローを決め，10点差となったところで正智深谷は最後のタイムアウト。#9の３Ｐや#15のミドルショットで追い上げるが，九州学院はじっくり時間を使ってパスを回し，リング下シュートでバスケットカウント。正智深谷も最後まで諦めない粘りを見せたが，最後は75－79で九州学院が勝利した。

文責：濵田　智恵美