３Ｐ近に山形中央がオールコートマンツーマンでボールを奪い♯９がスリーポイントを決めるも，その後鹿児島女子♯７がゴール下のシュートを決め８対８と一進一退の攻防が続き，残り２分の段階で１０対１０と均衡が続く。しかし，終了間際に山形中央♯７がシュートを決め，１５－１４山形中央リードで第１Q終了。
第２Q　山形中央♯７のシュートで先制し，その直後の鹿児島女子も♯４のシュートで応戦。山形中央は１－４のオフェンススタイルにしたことで，♯７が連続得点し２１対１６と引き離す。残り７分，鹿児島女子はタイムアウト。それが功を奏したのか，♯４と５の連続シュートが決まる。その後も鹿児島女子は着実に点数を重ね，残り５分３秒で♯１０が逆転のシュートを決め２５対２６と逆転。山形中央も♯４と７の連続シュートで２９対２６と再逆転するも，残り３分台で鹿児島女子♯１０と５の連続得点で２９対３０，残り２分４６秒で鹿児島女子♯７バスケットカウントで，山形中央がタイムアウト。この時点で２９対３２と鹿児島女子がリード。ここで山形中央はディフェンススタイルを２－１－２のゾーンに，対する鹿児島女子も２－３のゾーンに変えて再スタート。しかし，第２Q最後は鹿児島女子♯７がゴール下のシュートを決め３１対３７と鹿児島女子リードで終了。
第３Q　山形中央ボールから，♯９のシュートで先制。その後も♯４の３Ｐ，♯７の連続シュートで３７対４０と残り６分３５秒の段階で鹿児島女子を突き放す。ここで鹿児島女子はタイムアウトを取り，♯１０のフリースローやレイアップシュートで４２対４１と１点差まで詰め寄り，ディフェンススタイルをスリークォーターのマンツーマンに変えるも，山形中央はその後も着実に点数を重ね，第３Q終了間際，♯７がドライブシュートを決め５０対４４，山形中央リードで最終クォーターへ。
第４Q　鹿児島女子はハーフコートマンツーマンディフェンスでボールマンに対して３，４人で取り囲むタイトなディフェンス。それが功を奏し，順調にボールを奪い，♯１０と４が立て続けに得点。残り８分４０秒で５２対４８と点差を縮めることに成功。残り７分付近で鹿児島女子はスリークォーターのマンツーマンディフェンスに変え，残り６分１３秒，鹿児島女子♯４のアシストパスからの♯７のゴール下シュートが決まり，５６対５３と猛追。そのまま，鹿児島女子はオールコートマンツーマン切り替え，山形中央はオフェンスを脅かされ，残り２分５秒でタイムアウト。その直後，山形中央はバスケットカウント後のフリースローをしっかり決め６０対５４。残り１分２１秒で鹿児島女子は２つ目のタイムアウトを取り，ファールゲームをしながら好機を伺うが，山形中央はそこから得たフリースローを４本決め，残り５４秒で６３対５４。ここで鹿児島女子は最後のタイムアウトを取り，スローインラインからの攻撃で鹿児島女子が６４対５８と６点差まで詰めるも，その後山形中央は♯４のスリーポイントやフリースローで猛追を許さず，最終スコア６８対６０で山形中央が逃げ切った。

文責：和田　秀樹