第１Ｑ　浜松開誠館は序盤オールコート１－２－２ゾーンプレス。れいめいはハーフのマンツーマンディフェンスで守る。浜松開誠館＃4はハイポストから1対1を仕掛けファウルをもらう３点プレイで得点する。れいめいは#14の３Ｐで応戦するが，浜松開誠館＃5の力強いインサイドプレイやゾーンプレスからのインターセプトで得点を広げられ，追いかける展開となる。その後，れいめいも＃4の３Ｐや＃9のドライブで反撃するも，浜松開誠館#8が要所で３Ｐを決め，流れを譲らない。27-13で浜松開誠館がリードする。
第２Ｑ　リードしている浜松開誠館がオールコートマンツーマンで攻撃的ディフェンスを仕掛ける。これに対し，れいめいは冷静にボールを運び，#7のジャンプショット，#10がハイポストからの1対1でバスケットカウントを取る。反撃開始と思われたれいめいだが，浜松開誠館#8が連続２本の鋭いドライブや＃4のインターセプトで傾きかけていた流れを引き戻す。何とかしたいれいめいは残り５分でタイムアウトを取るが，流れは変わらない。浜松開誠館＃4のリバウンドショットやドライブ，#7の３Ｐで点差がさらに広がる。48-27で浜松開誠館がリードで前半終了。
第３Ｑ　21点差を追いかけるれいめいはオールコートでプレッシャーをかけるが，浜松開誠館は落ち着いてボールを運び，確実に#10，＃5の３Ｐで点差を広げる。れいめいも＃4から#10へのハイロープレイが成功するも，その後４分間リングに嫌われノーゴール。浜松開誠館#13がドライブでカウントとなった残り4:51にタイムアウトできっかけを作ろうと試みる。れいめい#14の思い切りの良い３Ｐやガッツ溢れるドライブで必死に流れを呼び込むが，浜松開誠館#7の確率高い３Ｐがことごとく決まり，77-38の浜松開誠館リードで第３Ｑ終了。
第４Ｑ　地元の声援を受け，何とか点差を縮めたいれいめいは，下級生が奮起する。れいめい#14のインターセプトから#13の速攻と３Ｐ，カットインなど連続４ゴールを奪う。また，＃15のロールターンからシュートや＃14のセットシュートなど，何か吹っ切れたかのように思い切りプレイし躍動する。これに対し浜松開誠館は残り５分を切ったところでタイムアウトを要求。自分たちのバスケットを確認し，＃11のカットインや＃9のリバウンドショットなどダメ押しの得点となる。初出場となったれいめいは，最後までオールコートでディフェンスを頑張るが，終始落ち着いてゲームをコントロールした浜松開誠館が94-54で3回戦へ進出した。

文責：阿多　昌文