第１Ｑ　お互いハーフコートマンツーマンでスタートし，静かな立ち上がりと思った瞬間，明成は#4の３Ｐの直後にオールコートマンツーマンでプレッシャーをかけて，主導権を握ろうとする。一方，山の手も#8の３Ｐを決め同様にプレッシャーをかける。山の手#10がリバウンドシュート，ポストプレー等で得点を量産していく。対して，明成は#９の３Ｐシュート，#６のジャンプシュート等で食い下がり，20－14と山の手リードで第１Ｑ終了。
第２Ｑ　山の手は明成の激しいディフェンスでなかなかシュート決めることができない。その間に明成#10，#４が連続してシュートを決め，20－20の同点に追いつく。山の手#７がシュートを決め，リードしようとするが明成#13の３Ｐが決まり逆転。しかし，すぐに山の手#10がシュートを決め，一進一退の攻防が続く。山の手#8の３Ｐシュート，#14のリバウンドシュートで31－26とリードするが，明成も#10が連続ゴールを決め，再度追いつく。山の手も#14が速攻でシュートを決め，逆転を許さない。流れを掴みたい明成は，#7の３Ｐで再び逆転。しかし，すぐに山の手#14がドライブからシュートファウルを誘発しフリースローを得る。１本決めて34－34の同点となり，明成１回目のタイムアウト。お互い激しいディフェンスにより得点が伸びず，そのまま第２Ｑ終了。
第３Ｑ　明成は開始直後#7の３Ｐ，#4がシュートを決め，34－39とリードする。山の手#10がシュートを決め返すが，明成は#5のドライブイン，#10の３Ｐで36－46とさらにリードを広げる。山の手がタイムアウトを取り，立て直しを図る。山の手#10が華麗なステップインで得点するも，すぐに明成#5が３Ｐを決める。山の手は#11のドライブ，#6の３Ｐ，#13のリバウンドシュートにより，４点差まで追い上げるが，明成も#10，#4の得点により突き放そうとする。ここから山の手#10が躍動する。ポストプレイでファウルを誘うプレーでゴールを量産し，58－56と逆転し，第３Ｑ終了。
第４Ｑ　明成は#9がシュートを決めるが，なかなかあとが続かない。山の手が#10，#17の連続得点によって66－59とリードを広げたところで，明成のタイムアウト。その後，明成はオフェンスリバウンドを連続して奪うものの，シュートがなかなか決まらない。その状況から山の手が２回目のタイムアウトで立て直しを図るが，逆に明成#5がシュートを決め，息を吹き返す。明成#4，#6，#7が連続して得点し，68－67と１点差まで追い上げ，勢いに乗るかと思われたが，追い上げられた山の手がここから驚異の集中力を発揮する。山の手は#17，#10の連続得点によって，リードを一気に10点とする。さらに#11，#7，#17が連続して得点し，86－68で山の手が勝利し，３回戦へ駒を進めた。

文責：加世田　学