第１Ｑ　両チームともにマンツーマンディフェンスで試合開始。序盤，報徳学園は九州学院のディフェンスの隙をつき果敢にドライブからの攻めで相手のファウルを誘う。九州学院は報徳学園の攻撃に対し厳しいディフェンスで応戦するが連続ファウルをする。報徳学園は#10のスクープシュートで得点を重ねていくが，九州学院も速攻や，空いたスペースへ#7のパス＆ランなど多彩な攻撃を仕掛け応戦する。残り３分，九州学院の連続得点で14－12となったところで報徳学園が１回目のタイムアウト。その後，九州学院の勢いを断ち切り，流れを取り戻した報徳学園が24－12で第１Ｑを終了した。
第２Ｑ　追いつきたい九州学院に対し，報徳学園#10がリバウンドから連続して得点を重ねる。中盤32－15となったところで，九州学院がタイムアウトを取る。その後，果敢に攻め立てる九州学院に対して，報徳学園のファウルが重なり，残り２分を切ったところで報徳学園が２回目のタイムアウト。落ち着きを取り戻した報徳学園が#12の活躍もあり確実に得点を重ね，九州学院を突き放し，40－21で第２Ｑを終える。
第３Ｑ　点差を縮めたい九州学院は，プレスディフェンスをしかけ#5の連続３Ｐや，速攻からの得点など短時間で８得点をあげる。ここで流れを切りたい報徳学園がタイムアウト。報徳学園はプレー再開後，#36，#10が落ち着いて得点を重ね，再び九州学院を引き離しにかかる。九州学院も食らいつき，#7の連続３Ｐなどで50－35と追い上げる。一進一退の攻防が続き，残り２分からは，両チームともに得点の取り合いとなり，60－46で第３Ｑを終了する。
第４Ｑ　九州学院ボールでスタート。九州学院は，時間を使ったプレーで報徳学園のファウルを誘い，フリースローも確実に決めながら徐々に点差を詰めていく。残り時間７分を切ったところで，九州学院は#7と#10が連続３Ｐを決める。食い下がる九州学院に対し，流れを断ち切りたい報徳学園は３回目のタイムアウトを取る。タイムアウトあけに報徳学園#34が得点したところで，流れを切られたくない九州学院はすかさずタイムアウトをとる。しかし，報徳学園#10のリバウンド，#20のスピードの前に連続得点を許し，点差をつけられる。14点差つけられたところで九州学院は２回目のタイムアウト，その後両チーム得点したところで，追いつきたい九州学院は３回目のタイムアウトをとる。残り１分を切ったところで九州学院#5が３Ｐを決め，11点差まで詰め寄ったが，80－67で試合終了。報徳学園が勝利を収めた。

文責：新地　弘之