１Ｑ　お互いマンツーマンディフェンスではじまる。高さのある東山は，果敢に攻めてくる北陸学院をセンター#9がシュートブロックで簡単にシュートを打たせない状況をつくる。一方東山の攻撃は，#7が２本の３Ｐシュートを含む３連続シュートを決め，一気に0－8と試合の流れを大きく持ってくる。北陸学院は，高さのあるディフェンスに阻まれ思うように攻撃のリズムが取れず，無理な状況からのシュートで，得点を重ねることができない状態が続く。開始３分過ぎにリング下で相手ファールによりフリースローを２本決め2－8として，これが最初の得点になる。しかし，その後は東山#11のスピードのあるカットインプレーや#9のリバウンドショットなど３連続シュートを決められ2－15となった所で，北陸学院が1回目のタイムアウトを取る。タイムアウト後も北陸学院は，東山の流れを抑えることができず，東山#9のダンクショット，#5の２連続３Ｐシュートが決まり，一気に点差が広がり3－23となる。その後，北陸学院は#19の連続シュートで返し7－27として１Ｑ終了。
２Ｑ　東山の勢いは止まらず，#7リバウンドシュート，#4ミドルシューﾄで確実に加点，相手パスミスからのファーストブレイクで#9が，本日２本目のダンクショットを決め7－33として試合の主導権を握る。これに対して北陸学院は，東山#9の高さのあるディフェンスに阻まれ，リング下でのプレーが思うようにできずシュートを決められない時間帯が続く。北陸学院は#2の３Ｐシュートなどで得点するも15－49で２Ｑを終了する。
３Ｑ　北陸学院は，開始からディフェンスを#9に対するボックスワンのゾーンディフェンスに変え，攻撃の主力を止めにかかる。一方，東山は，ゾーンディフェンスを思うように攻めることができず，２Ｑまでの勢いを止められた状態が続く。北陸学院もなかなか点数が伸びず22－55で３Ｑを終了。３Ｑはお互い互角の戦いであった。
４Ｑ　ゾーンディフェンスに悩まされている東山に対して北陸学院は，外からの攻めを仕掛け#39，#26の連続３Ｐで追い上げを図る。一方，東山は#9がリング下のプレーで確実に決め，追い上げを許さず，点差を広げ30－65とする。残り３分で東山は，#9をベンチに下げる。北陸学院は，マンツーマンプレスに変え激しく東山ゴールに攻めかかり，#16の２本の３Ｐを含む5連続シュートで42－67とするも時間が足りず，42－69で試合終了。東山が勝利をおさめた。

文責：土器屋　浩信