第１Ｑ　両チーム共にマンツーマンディフェンスでスタート。先制点を決めたのは報徳♯1のミドルシュート。お互いになかなか得点が決まらない時間が続いたが，報徳は♯10を中心にリング下シュートで得点を重ね8－0とリードする。ここで，広島皆実はタイムアウト。タイムアウト後流れを変えたい広島皆実は，#14がミドルシュートを決める，しかし，すかさず報徳#12がレイアップシュートを決める。広島皆実も#4の３Ｐで追い上げようとするものの，その後も報徳は#11のレイアップシュートや#10のバスケットカウントで得点を重ね，21－7の報徳リードで１Ｑを終える。
第２Ｑ　広島皆実は#14や#8の連続得点を決める。しかし，報徳も#10のインサイドを生かしたプレイや#20のシュートで一気に29－11とリードを広げる。ここで広島皆実は２つ目のタイムアウト。タイムアウト後，広島皆実は#8や#11のリング下シュートで得点を重ねる。しかし，報徳も#10のリバウンドシュートや１on１，#27のミドルシュートでその差を詰めさせない。広島皆実もブレイクから#8が得点を決めるが，41－24報徳リードで前半を終えた。
第３Ｑ　先制点は報徳#1の３Ｐ。その後も報徳は#20のドライブや#1の３Ｐで51－24とリードを広げる。ここで，広島皆実はタイムアウト。タイムアウト後，#10のバスケットカウントや#14のドライブで得点し，ディフェンスではオールコートプレスで追い上げにかかる。しかし，報徳は#1の冷静にディフェンスの裏をついたシュートや#10の１on１で得点を重ねる。流れを変えたい広島皆実は，#8のドライブやフリースローで得点し必死に追い上げる。その後も，報徳は#36のドライブやフリースローで得点を重ね，71―39で３Ｑを終える。
第４Ｑ　広島皆実は必死のディフェンスから，#8がドライブ，フリースローを確実に決め巻き返しにかかる。しかし，報徳も#12のリバウンドシュートや#36のレイアップで応戦。その後，点の取り合いが続く。１回でも攻撃のチャンスが欲しい広島皆実はリバウンドに飛び込み，チャンスを掴もうと果敢にリングへ駆け込む。その後も，広島皆実は#4のレイアップや#14のミドルシュート，#4や#14の３Ｐで追い上げる。しかし，報徳も冷静に#73の３Ｐやブレイクから#73のリング下シュートで加点，96－61で報徳が準決勝へ駒を進めた。

文責：城戸　香代子