2次リーグに入り接戦を重ねている立命館大学と、リーグ戦初白星をあげたい奈良学園大学との一戦。前半、両者ともに激しいディフェンスをかいくぐるも、得点を重ねることができず、重たい立ち上がりとなる。その流れの中で先にリングをゆらしたのは立命館#５辻本。対する奈良学園も積極的に1on1を狙い、#15目黒の高さと力強さを活かしたプレーで立命館に食らい付く。前半29-24で立命館がリードして終了。奈良学＃9陽本の3Ｐシュートでスタート。果敢に勝負仕掛け、得点に繋げようとするが、立命館の堅いディフェンスに苦戦を強いられ、リングが遠ざかってしまう。対する立命館は、強固なディフェンスからボールを奪い、オフェンスへ繋げていく。後半もテンポ良く得点を重ねた立命館が66－44で勝利した。

第１Ｑ、両チーム積極的にリングに向かう。その中で、立命館＃５辻本が高さを活かして得点へと繋げる。このまま勢いに乗り、流れを掴みたい立命館だが積極的に攻めるも、なかなか得点を重ねることができない。対する奈良学は、果敢に１on１を仕掛け、シュートを放つ。しかし、こちらも得点に繋げることができない時間が続く。お互い、激しいリバウンド争いを繰り広げ、一進一退となる。奈良学#15目黒が高さと力強さを活かしたセンタープレーで得点に繋げ、チームを活気付けるも、15-12と立命館が僅かにリードして第1Ｑ終了。

第2Ｑ、奈良学の激しいディフェンスで立命館のミスを誘い、スティール。早い展開で、奈良学#25平川が3Ｐシュートを決める。立命館は、1on1の仕掛けからシュートを沈め、リードを許さない。直後、立命館＃5辻本の力強いリング下のプレーで得点を重ねていく。立命館のディフェンスが激しさを増し、奈良学#4小川が積極的に攻め込むも、苦しいシュートセレクトを強いられる。お互いに激しいディフェンスからチャンスメイクを狙い、簡単にシュートを打たせず、我慢比べとなる。得点を重ねたい立命館だが、リングに嫌われ点差を広げることができないが、29-24で立命館がリードを広げ、第2Ｑ終了。

第3Ｑ、後半、奈良学ボールから開始。奈良学#9陽本がうまくスクリーンを使い、3Ｐシュートを決める。お互いに激しいリバウンド争いを広げる。立命館＃５辻本がリバウンドに競り勝つが、奈良学の高さに阻まれ、得点を重ねられない。対する奈良学は、＃15目黒にボールを集め、高さを活かしたプレーでシュートまで繋げるが、ネットを揺らすことができない。立命館＃21杉野が１on１からシュートを決め、リードを許さない。終盤、奈良学にミスが出てしまい、見逃さなった立命館は素早い展開から得点を重ね、点差を広げていく。1on1を積極的に仕掛け、奈良学の激しいディフェンスにも競り勝ち、得点を重ねていく。46-31で立命館がリードし、第3Ｑ終了。

第4Ｑ、立命館＃15梅田の力強いセンタープレーでシュートを決め、チームが活気づく。対する奈良学＃9陽本のシュートで立命館に食らいつく。奈良学の厳しいディフェンスに冷静な判断で＃18仲谷が3Ｐシュートを決める。続いて、奈良学＃14池田の強いリバウンドシュートがバスケットカウントをなり、コート・ベンチ共に盛り上がりを見せる。奈良学は、果敢に勝負仕掛け、得点に繋げようとするが、立命館の堅いディフェンスに苦戦を強いられ、リングが遠ざかってしまう。立命館＃５辻本のシュートが確実にシュートを沈めて、更にリードを広げ、勝負あり。第１Qからのリードを守り続けた立命館が66－44で勝利した。

文責：宿久千種