二次リーグ全勝中の関西学院大学と一つでも多く勝ち点を取りたい天理大学の一戦。試合開始直後、両チーム一進一退の攻防が続くが、関学大が流れを掴んで点差を広げていく。天理大＃6足立がドライブインと3Pシュートで関学大に食らいつくが、関学大＃12水谷のインサイドプレイで少しずつ点差が開く。前半が終了し、40-24で関学大がリードする。後半、天理大のゾーンディフェンスが上手く起用し、スティールから速い展開で攻める。第3Q、関学大の得点が止まるが簡単にはリードを譲らず、＃8山口のドライブインと＃4井上のアシストで得点を重ねていく。対する天理大も＃5一万田の3Ｐシュートや＃8高山のインサイドで得点を重ねるが追いつくことができず、66~59で最後までリードを守り続けた関学大が勝利した。

第1Ｑ、天理大は序盤からゾーンディフェンスでスタート。先制点は関学大＃７上園が決める。天理大は＃６足立がすぐに決め返す。両チーム、決められては決め返し、一進一退の攻防が続く。中盤、関学大は＃12水谷のインサイドプレイを中心に得点を重ねていき、流れを掴む。ミスが増えてきた天理大はタイムアウトを要求し立て直しを図る。天理大はシュートを放つが、ネットを揺らすことができず。関学大の激しいディフェンスを崩すことができない。終盤、関学大＃12水谷のインサイド、＃5渡辺の３Pシュートで連続ゴールを挙げる。対する天理大は＃4上中・＃6足立が果敢にリングに向かいフリースローを確実に決めていく。21-9で関学大がリードし、第1Q終了。

第2Q、開始から両チーム鋭いドライブで攻め得点を重ねていく。関学大の力強いリバウンドに天理大はファウルが重なりチームファウルになるが、天理大＃6足立がバスケットカウントと3Pシュートを沈め得点を挙げる。中盤、関学大のオフェンスのリズムが止まる。しかし、関学大＃22高木・＃7梅沢のインサイドプレイで得点を重ね、流れを取り戻していく。終盤、両チーム、チームファウルが重なり、お互いにフリースローを確実に決めていく。40-24で関学大リードは変わらず前半終了。

第3Q、天理大ボールからスタート。先制点は天理大＃4上中がフリースローを貰い、確実に決める。続く天理大のゾーンディフェンスに関学大は得点することができず、得点が止まる。対する天理大はバスケットカウントで点差を縮める。中盤、天理大スティールから速攻で攻めるが、中々シュートが決まらない。その中で＃14近藤がリバウンドで粘りオフェンスのチャンスを作る。関学大も意地を見せ、インサイドで攻めるが得点には繋がらない。天理大＃6足立の３Pシュートや＃8高山のジャンプシュートが決まり、関学大に詰め寄るが、関学大＃4井上のアシストから＃18前野が3Pシュートを沈め、リードを譲らない。51-39で第3Q終了。

第4Q、天理大はディフェンスをマンツーマンに変更。両チームともに、インサイドへボールを集めるが、ディフェンスの激しい寄りに阻まれ、得点を取ることができない時間が続く。中盤、関学大のミスが目立ち、天理大のスティールから＃18前野が＃8山口・＃12水谷へアシストし得点を挙げる。天理大＃4上中が体を張ったプレイでリズムを取り返そうとするが、関学大＃4井上の落ち着いたジャンプシュートを決め返されてしまう。中盤、関学大は激しいディフェンスから連続で得点し、点差を再び広げていく。天理大はここで後半2回目のタイムアウトを要求。残り１分、天理大＃5一万田が３Pシュートや＃8高山が得点する。続いて天理大＃6足立が果敢にドライブで攻めフリースローを決め得点するが、関学大に追いつくことができず、66-59で関学大が勝利した。

文責：井上南緒