1次リーグでは激戦となった園田学園女子大学と天理大学との一戦。前回の対戦では、園田大が制し、リベンジを狙う天理大は、序盤から積極的にシュートを放っていく。天理大が一気に突き放そうとするも、園田大は懸命に食らいつく。第2Q、園田大がリードを奪い返す。天理大は序盤からファウルが重なり、フリースローでの得点を許してしまう。さらに、園田大が続けて3Ｐシュートを沈めて、得点を重ねる。39-30と園田大リードで、前半戦を終える。第3Ｑに入り、園田大はさらに勢いに乗る。天理大は反撃を試みるも、園田大は落ち着いたプレイで着実に得点を重ね、徐々にリードを広げる。その後も、精度の高いスクリーンプレイからシュートチャンスを生み出し、得点を挙げ続けた園田大が91-74で勝負した。

第1Ｑ、両チームともに慎重なオフェンスでシュートまで繋げるがなかなか得点は決まらない。先制得点を挙げたのは園田大。天理大は、＃６足立のアシストから得点を挙げる。続けて天理大が得点を挙げ、勢いを掴む。対する園田大はミスが増える。しかし、園田大＃9砂本が力強いプレイでシュートをねじ込み応戦。天理大は続けて3Ｐシュートを沈め点差が6点まで広がり、園田大はタイムアウト。園田大は果敢に1対1を仕掛け得点を続けて挙げる。しかし、天理大も＃11児玉を起点に着実に得点を重ねていく。園田大は、天理大に離されかけたが、何とか食らいつく。24-20天理大リードで第1Qを終える。

第2Q、園田大はスクリーンプレイでチャンスを演出し、攻め込んでいく。園田大の果敢なオフェンスで天理大のファウルが重なる。園田大は、フリースローで得点を獲得する展開となり、開始4分で園田大が逆転に成功。天理大も1対1からシュートチャンスを作り、応戦する。園田大が続けて3Ｐシュートを沈める。園田大＃9砂本を中心に落ち着いたプレイで着実に得点を重ねる。最後に園田大＃19西山が3Ｐシュートを決め、点差は9点まで広がる。確実に流れを掴んだ園田大はリードを広げ、39-30で勝負は後半戦へ。

第3Ｑ、開始早々、両チームスピードのある攻めで、積極的にシュートを放ち、得点を取り合う展開となる。園田大は守りを固めていき、天理大に難しいシュートをセレクトさせて加点を抑える。天理大は園田大の何度も切れ込んでくるオフェンスを止めることができずファウルが重なる。園田大が落ち着き、セットオフェンスで着実に得点を重ね徐々にリードを広げる。天理大＃4上中が懸命にボールに食らいつき、リバウンドから流れを掴もうとするも園田大の勢いは止まらない。天理大＃6足立の3Ｐシュートで反撃を試みるが、園田大はすぐさまタイムアウトを要求し、流れを渡さない。園田大が65-49とリードを広げ、第3Ｑを終える。


第4Ｑ、序盤から園田大の勢いは止まらず続けて得点を挙げる。天理大も懸命に攻め続ける。得点を重ね、逆転を狙う。両チームともに、スピードのある攻撃を見せ、慌ただしい展開となるが、園田大＃19西山のシュートが確実に決まり、更に得点を重ねる。天理大は＃6足立を中心に組み立て、シュートを放ち、1対1を仕掛ける。さらに、インサイドへパスを繋げて、得点を挙げていく。園田大を懸命に追いかけるも、着実にシュートを決められてしまい、園田大の背中が遠のいて行く。また、ファウルも重なってしまい、園田大にフリースローでの得点を許してしまう。最後までコンスタントに得点を挙げ続けた園田大がさらにリードを広げ91-74で勝利した。

文責：平山楓子