リーグ戦最終日３位を争う立命館大学と関西学院大学の一戦。序盤から両チームとも堅いディフェンスに無理なシュートを強いられ得点に繋ぐことができない。得点が決まらない均衡状態が続くも、関学大がファウルをもぎ取り得点へと繋げる。しかし、立命館も譲らない。中盤、関学大のミスが目立ち始める。立命館は、見逃さず得点を確実に決めると一気に10点差へ。関学大は果敢に攻めるも得点に繋げることができない。終盤、関学大がオフェンス・ディフェンスともに粘りを見せる。立命館からミスを誘うと、関学大＃５渡辺の３Ｐシュートで同点とすると、さらに得点を重ね逆転に成功する。しかし、立命館も譲らず逆転に逆転を重ねる激しい試合展開となる。残り10秒、立命館が２点差まで追いつく。また、終了間際にフリースローを貰うもタイムアップ。68-67で関学大が勝利した。

第１Ｑ、お互い積極的に攻めるがディフェンスに阻まれ得点できないまま２分が経過。関学大＃７上園がファウルを貰いフリースローで先制点を決め均衡を破る。関学大のファウルが重なり連続して立命館が得点を奪う。中盤、さらに立命館＃２０乗安が３Ｐシュートを沈め流れを作る。関学大はタイムアウトを要求し立て直しを図る。終盤、関学大＃６玉木が３Ｐシュートを決めると、立命館＃７島田も３Ｐシュートを決め返し両者譲らずタイムアップ。15-９立命館大学リードで第１Ｑ終了。

第２Ｑ開始早々、両チームの点取り合戦が始まる。関学大がファウルを貰いフリースローで得点すると立命館も譲らない。中盤、ゲームスピードがあがるも両チームファウルが重なる。関学大＃18前野が３Ｐシュートを決め4点差に詰め寄る。さらに、連続してシュートを決め勢いに乗る。しかし、立命館もバスケットカウントを確実に決めリードを譲らない。終盤、またもや得点の取り合いが始まる。立命館はオフェンスリバウンドをもぎ取るとファウルを貰いながら得点に繋げる。勢いに乗る立命館は、さらに関学大からボールを奪い得点に繋げ33-23で立命館がリードを広げ第２Ｑ終了。

第３Ｑ、立命館が３Ｐシュートで先制点を決め主導権を握る。関学大はミスが目立ち始める。立命館は関学大のミスを見逃さず連続して得点を決め追い打ちをかける。中盤、関学大＃5渡辺が３Ｐシュートで10点差へと詰め寄る。勢いに乗り始めた関学大は、＃22高木がバスケットカウントで一気に差を縮める。終盤、決めては決め返しゲームスピードがあがる。関学大はタイムアウト終了後、オールコートマンツーマンディフェンスでプレッシャーをかけ、立命館から連続してボールを奪うと4点差まで猛追する。関学大が怒涛の追い上げをみせ50-48立命館リードのまま第３Ｑ終了。

第４Ｑ、お互い一歩も譲らない。関学大はマイボールを確実に得点へと繋げる。さらに、＃５渡辺が３Ｐシュートを決め同点とすると、連続でシュートが決まりついに逆転に成功する。立命館は焦りが見え始め上手く得点に繋ぐことができない。終盤、ゲームは更にヒートアップし逆転に逆転を重ねる試合が繰り広げられる。立命館はミスが続くも確実にシュートを決め流れは譲らない。残り１分、関学大＃７上園が力強いリバウンドからシュートをねじ込み3点差にするが、立命館も連携したプレーで得点を決め両者とも譲らない。残り10秒、立命館＃７島田が３Ｐシュートをねじ込み2点差。さらに残り0.3秒、＃6森がファウルをもらいフリースロー。しかし、2本目が外れタイムアップ。逆転に成功した関学大が68-67で激闘を制した。　

文責：池野友泉