2回戦，東京都対大阪府。東京都はマンツーマン，大阪府は3-2ゾーンディフェンスでスタート。立ち上がりお互いに思うようにシュートが決まらず，ロースコアーの展開。東京都は#7のスティールからの得点，大阪府は#5，#10の高さを活かしたインサイドで攻め，開始4分で7-6と東京都がリードする展開。大阪府は#5の3Pシュート，東京都は#4のゴール下など一進一退の攻防が続く。大阪府は#6を起点に残り3分には11-14と逆転する。東京都も#6のアウトサイド，#8のドライブインが決まり流れを渡さない。東京都は終了間際，オフェンスリバウンドから得点し，17-16で東京都がリードで1Q終了。
　2Q，大阪府はマンツーマン，ゾーンディフェンスをチェンジング。序盤はお互いにアウトサイドシュートが決まらず得点が伸びない。残り5分，東京都は#10の3Pが決まり，25-19としたところで大阪府がタイムアウト。大阪府は#5のドライブ，3Pが連続で決まり，1点差とする。東京都は#6のドライブ，#4のオフェンスリバウンドからのシュート，#10の3Pが連続で決まり，残り1分，35-26としたところで大阪府が2回目のタイムアウト。東京都は#10が個人技から得点し，40-28で東京都がリードで前半終了。
　3Q，立ち上がり大阪府は#9の速攻が決まる。東京都は#10のドライブから，#4，#9が合わせ得点する。その後は互いにシュートが決まらない時間帯が続く。残り5分，東京都は#4のドライブや#6の速攻が決まり，48-32としたところで大阪府がタイムアウト。大阪府はゾーンプレスからリズムを掴もうとするが，ミスもあり中々流れに乗れない。東京都は#8の3Pが決まり，残り1分，55-36とする。大阪府も#5を起点にシュートを決め，55-40で東京都がリードで3Q終了。
　4Q，大阪府は#5，#9の個人技から得点し，57-46まで点差を縮める。その後も東京都はミスが続き，大阪府#9の速攻が決まり，開始3分，57-48と点差を1桁にしたところで東京都が1回目のタイムアウト。大阪府は#5の力強いドライブインからバスケットカウントを獲得し，57-51とする。東京都は大阪府のゾーンディフェンスの前にミスが続き点数が止まる。東京都は#10の個人技からの3Pが決まるが，大阪府も#6が連続でジャンプシュートを決め，残り5分，60-57とする。東京都は#8の3Pが決まるが，大阪府も#11が連続でゴール下を決め，残り3分には63-63同点とする。残り2分，東京都は#10がドライブインを決め，再び逆転する。残り1分，東京都は#10がオフェンスリバウンドからシュートを決め，4点差としたところで大阪府が2回目のタイムアウト。大阪府は#5の3Pが決まり，1点差とする。残り30秒，東京都は#6のスティールから大阪府がファウル，67-66東京都がリードしてタイムアウト。東京都は#10が3Pを打つが外れ，残り5.9秒，大阪府が最後のタイムアウトを取る。大阪府のラストワンプレー，#5に望みを託したシュートが外れタイムアップ。67-66東京都が勝利。最後まで諦めずにプレイし，素晴らしいゲームをした両チームに拍手を送りたい。

文責：小泉　直樹