第１P　川越、就実ともにハーフコートマンツーマンでスタート。川越＃７のドライブからゲームが始まる。川越はボールが止まるとダブルチームで守る激しいディフェンス。対する就実はリバウンドからパスを繋ぎファストブレイクを決める。しかし、川越＃４＃５の速いドライブから＃９の合わせが決まり、流れを渡さない。攻撃的なディフェンスから主導権を握りたい川越は足を動かし続ける。だが、川越＃５のファールが３つになり交代してしまう。流れの変化を見逃さなかった就実は粘り強いディフェンスからペースを作り、点差を詰めていく。どちらのチームも流れを掴み切れず、20対16川越リードで第１Ｐを終えた。
第２P　お互いペースを掴みたい第２Ｐ。どちらのチームもシュートを狙うが決めきることができずに２分が過ぎた。川越＃12がジャンプシュートを決め、試合が動き出す。第１Ｐはドライブからの展開が多かった川越だが＃９、＃12のゴール下を軸にゲームを作っていく。離されたくない就実は粘り強いディフェンスとリバウンドからの速攻でゲームを組み立てようとする。戻りの速い川越に対して就実＃10がジャンプシュートを決め、冷静さを取り戻し始める。ディフェンスでも足が動き出した就実だが、川越はオフェンス・ディフェンスともに自分たちのバスケをして、ペースを緩めることがなかった。川越が就実を突き放し、40対26で前半を終えた。
第３P　追いつきたい就実はディフェンスからペースを掴み始める。気持ちの入った激しいディフェンスを崩せない川越の得点が止まり始める。就実＃10のドライブ、＃４の３Ｐシュートが決まりだすが、ディフェンスの足を止めなっかった川越が我慢し続けた。主導権を渡すことなく川越リードのまま、このピリオドを終えた。55対41、第３Ｐ終了。
第４P　就実＃11のジャンプシュートから始まった。ファールを貰いバスケットカウントを決める。逆転を狙う就実は＃10のドライブを中心に攻めていく。徐々に点差を詰めていく就実に対し、ペースを掴み切れない川越は残り６分でタイムアウト。タイムアウト後、冷静さを取り戻した川越は、しっかりとしたパスワークからシュートを決めていく。何としても追いつきたい就実はファール覚悟でボールに飛びついていく。その中で、残り１分半＃14が退場してしまう。冷静にゲームを展開した川越が勝利を掴み、75対63で試合終了。

文責：中村　公亮