第１Ｐ　愛産大工業は2-3ゾーン、ハーフコートマンツーマン。大濠はハーフコートマンツーマンでスタート。最初リズムを掴んだのは大濠＃６の３Ｐで得点を重ねる。しかし、変化する愛産大工業のディフェンスに翻弄され得点が止まる。ディフェンスで流れを掴んだ愛産大工業は、一回戦で活躍した＃１＃11の積極的なオフェンスで得点し同点に追いつく。大濠は、＃12を中心としたインサイドオフェンスを効果的に使い得点をすると、立て続けに得点を重ねた。第１Ｐを16-26で大濠10点リードで終了した。
第２Ｐ　愛産大工業は厳しいディフェンスで３分間大濠を無得点で抑える。しかし、オフェンスではシュートを決めることが出来ずお互い無得点となる。均衡を破ったのは愛産大工業＃11の３Ｐシュート。愛産大工業は、身長で大濠に圧倒されているが、積極的なリバウンド参加でゴール下の主導権を簡単には渡さない。大濠も＃７のシュートで応戦するが、次第にペースは愛産大工業へ。＃11のバスケットカウントのプレイで流れを引き寄せると、＃１＃13の３Ｐシュートで得点差を４点差まで縮め、第２Ｐは34-38の大濠４点リードで終了した。
第３Ｐ　先に得点をしたのは大濠ドライブで得点。愛産大工業も＃７のリバウンドゴール下シュートで入れ返す。ここまで愛産大工業＃７の献身的なリバウンドが目立つ。流れを奪われたくない大濠は＃６の３Ｐシュートを決めると、インサイドプレイで連続得点でリードを11点に広げる。ここで愛産大工業がタイムアウトで修正を図る。残り1分のところで愛産大工業の＃1の３Ｐシュートがバスケットカウントとなりフリースローも決め４点プレイとなる。愛産大工業が粘りを見せ51-59の大濠８点リードで終了した。
第４Ｐ　愛産大工業は勢いそのままに＃11の得点でスタート。しかし、大濠は焦ることなくドライブとインサイドプレイ連続で得点を重ね点差を開く。粘る愛産大工業は＃１の連続３Ｐシュートで離されかけた差を６点差まで詰める。たまらず大濠がタイムアウト。大濠は厳しいディフェンスで愛産大工業を苦しめると、オフェンスでリズムを掴み連続得点で再度得点差を10点とする。諦めない愛産大工業は＃１の活躍で残り１分30秒９点差まで得点を縮めたが、タイムアウト後、大濠が落ち着きを取り戻し79-88で粘る愛産大工業を振り切り大濠が勝利した。

文責：堀　洋嘉