第１Ｐ　両チームともディフェンスはハーフコートマンツーマン。先制点は中部大第一＃11仲宗根のフローターシュート。すぐに東海大諏訪も＃11黒川がジャンプシュートで入れ返す。中盤は両チームとも激しいディフェンスで相手のミスを誘うがなかなか連続して得点を奪えず一進一退の攻防が続く。中部大第一が＃11仲宗根の３Ｐシュート、＃６矢澤のフリースロー、＃５青木のファストブレイクなどでリードを奪い16対９となった残り３分29秒東海大諏訪タイムアウト。ここで東海大諏訪はディフェンスをハーフコート2-3ゾーンに変える。東海大諏訪はリバウンドで踏ん張り20対16中部大第一リードで第１Ｐ終了。　第２Ｐ　東海大諏訪は＃12渡辺の３Ｐシュートで１点差に詰め寄る。中部大第一は＃７小澤のゴール下、＃15クリバリのレイアップなどで加点するのに対し、東海大諏訪は＃４北村の３Ｐシュートやファストブレイクなどで対抗しどちらも主導権を譲らない。残り２分10秒、中部大第一＃７小澤がゴール下のシュートを決め、35対28となったところで東海大諏訪タイムアウト。東海大諏訪はオールコートでプレッシャーをかけ中部大第一のリズムを崩し、＃５張の連続得点や＃７糸瀬のレイアップなどが決まり37対36の１点差まで追い上げ第２Ｐ終了。　第３Ｐ　東海大諏訪はハーフコート1-1-3ゾーン、中部大第一はハーフコートマンツーマン。序盤は激しい守り合いで両チームともスコアを伸ばすことができない。思うようにゾーンを攻められない中部大第一に対し東海大諏訪は＃15米山のファストブレイクでついに逆転する。中部大第一は＃５青木の３Ｐシュートで対抗するが、東海大諏訪は＃７糸瀬のジャンプシュートや３Ｐシュートなどでリードを広げる。終了間際、中部大第一＃６矢澤がレイアップシュートを決め、53対55東海大諏訪２点リードで第３Ｐ終了。　第４Ｐ　序盤はお互いになかなかアウトサイドシュートが決まらない展開が続く。中部大第一が＃10井戸の連続得点で同点に追いつくと、＃15クリバリの連続得点で65対63と逆転する。対する東海大諏訪も＃７糸瀬が３本のフリースローをすべて決め再び逆転する。しかし、中部大第一は＃５青木の３Ｐシュート、＃７小澤のゴール下でリードを４点に広げる。ここで東海大諏訪タイムアウト。タイムアウト後東海大諏訪は＃15米山がシュートを決め２点差とするが中部大第一は＃10井戸の積極的なドライブからのこぼれ球を＃15クリバリがバスケットカウントを決め５点差。東海大諏訪は最後まで諦めずにプレッシャーをかけ追いすがるが、試合を通して積極的な姿勢を崩さなかった中部大第一が76対72で勝利した。

文責：成田　真一