第1Q，千葉県はハーフコートマンツーマン，栃木県はオールコートコートマンツーマンでスタート。序盤は膠着状態が続く中，千葉県が連続して#9のドライブからファウルを誘い，４本のフリースローをすべて決める。一方，栃木県は果敢にゴールを狙うが，千葉県のディフェンスに阻まれる。残り4分まで無得点であったが，#15のドライブにより初得点を奪い反撃を開始。第1Qは，18－9千葉県のリードで終わった。
第2Q，追いかける栃木県は，開始早々#15の3pやスティールからの速攻により，1分間で7得点を奪う。18－16と2点差になったところで，堪らず千葉県がタイムアウトを取る。タイムアウト後は，両チームともに粘り強いディフェンスで無得点の状態が３分間続いたが，栃木県は#8の連続得点により，この試合初めて逆転する。その後，得点の奪い合いとなるが，栃木県の#15の連続3Pや，#8のプレイが連続してファウルを誘い，フリースロー3本，更に3Pも沈める。29－34で栃木県のリードで，前半を終える。
後半もディフェンスは両チームとも前半と変わらずスタート。逆転を狙う千葉県は，立ち上がり#12のポストアップからのミドルシュートで先制する。千葉県は高さを生かし，ハイポストからのプレーで得点を狙い，栃木県はオールコートで激しくプレッシャーをかけ速攻につなげようとし，再び膠着状態がつづく。残り4分，栃木県は，激しいディフェンスからの速攻や#5の3Pで点差を8点に広げ，千葉県がタイムアウト。タイムアウト後，千葉県はハイポストを中心にオフェンスを展開するが，栃木県のディフェンスがそれを阻む。逆に栃木県は，#12の3Pや#13のドライブで得点を重ね，13点差。第3Qは，43－57で栃木県のリードで終了となる。
第4Q立ち上がり，千葉県は#15のゴール下や#9のミドルシュートなどで得点を奪い，その後もインサイドから得点を狙うが，なかなかシュートが決まらない。逆に栃木県が#14がゴール下でファウルを誘い，バスケットカウントワンスロー，49－61で千葉県がタイムアウト。千葉県は，#9が3連続でシュートを決め，リードを詰めようとするが，栃木県も選手交代を行ないながら運動量を落とさずそれを許さない。最後まで千葉県が#9を中心に追いすがろうとするが，栃木県も攻守両方で運動量を落とさず戦い，リードを守りきり61－73で勝利した。

文責：戸村　文隆