第1Q、ジャンプボールを制したのは国際。先制点は拓殖#7菅原の2Pシュート。国際は粘り強いリバウンドから得点を狙うが、なかなかシュートが入らず得点につながらない。拓殖#12前田、#7菅原が連続で2Pシュートを決め、拓殖が流れをつかむ。しかし、国際も負けじと#11山賀のバスケットカウント、2Pシュート、さらに激しいディフェンスから拓殖のミスを誘い、勢いにのる。開始6分、流れを取り戻したい拓殖はタイムアウトをとる。タイムアウト後、両チームともに点数を取り合うものの、最後まで勢いに乗り続けた国際８点リードの20対12で第1Q終了。

　第2Q、国際ボールからスタート。国際#17細田がオフェンスリバウンドからシュートを決める。その後は、両チーム点数が取れない均衡した状態が続く。国際#11山賀が連続得点を決めると、拓殖#15平田は3Pシュートを決め返す。開始5分、国際はタイムアウト。その後、両チーム譲らない展開が続く。拓殖#7菅原が鋭いドライブからの2Pシュートと激しいディフェンスから勢いに乗った拓殖は、残り1分拓殖#12前田の2Pシュート、#15平田の速攻からのレイアップシュートで点差を縮め、第2Q国際34対32で終了。

　第3Q、国際ボールからスタート。開始早々、拓殖は激しいディフェンスで国際のミスを誘って勢いに乗り、#7菅原の連続得点で開始3分、逆転する。しかしすかさず、国際#10手塚、#13清野が連続で2Pシュートを決め、得点を離すことは許さない。両チームともに点数を取り合う均衡した状態が続く。国際は粘り強いリバウンドから徐々に得点を重ね、点差を離していく。そのまま主導権を握った国際12点リードの61対49で第3Q終了。

　第4Q、拓殖ボールからスタート。国際#17細田がミドルシュートを決める。拓殖は激しいディフェンスで国際のミスを誘い、得点を重ねるが、国際も得点を縮めることは許さない。国際は#11山賀のバスケットカウントからさらに勢いに乗り、主導権を握る。拓殖は開始4分でタイムアウト。タイムアウト後、拓殖は#12前田の激しいドライブから得点を狙うが、国際#10手塚のブロックショットに阻まれてしまう。拓殖はゾーンディフェンスを仕掛け、国際のミスを誘うが、国際も素早いパス回しで対応していく。最後まで主導権を握り続け、点差を縮めることを許さなかった国際が77対60で勝利した。

文責：大学連盟