第1Q、ジャンプボールを制したのは釧公。先制点は学院#13渡部のフリースロー、その直後、釧公#18澁谷の3Pシュートで最初の得点を飾る。学院は5人という少ないメンバーながらも、的確なパス回しと力強いプレー、そしてリバウンドからの速攻で得点を重ねる。対する釧公は、スクリーンプレーを使いながら1対1で仕掛け得点を重ねていく。両者譲らぬ展開を繰り広げ、残り2分を切ったところで学院サイドがタイムアウト。タイムアウト後、釧公#18澁谷が激しいディフェンスからのスティールでレイアップシュートを決める。両者とも激しいプレーを魅せ、14対12の釧公2点リードで第1Q終了。

　第2Q、学院ボールからスタート。このピリオド、先制点は学院#7森田の3Pシュート、続いて#1高木のアシストから#27山本の3Pシュートが決まり一気に流れに乗る。その後もリバウンドからの速攻などで着実に点数を伸ばしていく。一方釧公は学院の激しいディフェンスになかなかシュートが決まらない。しかし、#13足立のリバウンドシュートが決まり、点数が動き出す。残り2分半のところで学院サイドがタイムアウトを要求。タイムアウト後、早速学院#30西垣が3Pシュートを決める。釧公はなんとか点数を縮めたいところではあるが、このQ学院が得点力を見せ、37対22の学院15点リードで第2Q終了。

第3Q、学院ボールからスタート。先制点は学院#27山本のフローターシュート。続いて釧公#13足立の3Pシュートが決まり、お互いしっかりとシュートを決めていく。しかし学院は、3Qになっても得点力が落ちることなく#13渡部が連続3Pシュートを決め、さらに点数を伸ばし釧公を突き放していく。そして残り5分のところで学院がタイムアウトをとる。タイムアウト後、釧公は激しいディフェンスを展開し、得点を取りに行くも、学院は落ち着いたプレーで焦ることなく点数を着実に伸ばしていく。また、学院#13渡部、#27山本が特に個々のスキルを光らせ、1体1で相手を切り崩し追加点を挙げる。残り1分強のところで、釧公サイドがタイムアウト。しかしその後もなかなか点数を決めることが出来ず、63対35の学院リードで第3Q終了。

第4Q、学院ボールからスタート。このQ最初の得点は、釧公#11高橋の2Pシュート。流れに乗りたい釧公は、激しいディフェンスを展開し、開始1分、学院サイドがタイムアウトをとる。タイムアウト後、同じく釧公は激しいディフェンスからのプレーを展開し、さらに#11高橋の3Pシュートが決まり流れに乗る。一方で学院は、落ち着きを見せ#27山本が3Pシュートを決めるなど点数を取り続ける。しかし釧公も#11高橋が3Pシュートを決めるなど、後半に粘りを見せる。その後も釧公は激しいディフェンスで仕掛けるが、学院は冷静に3Pシュートや速攻での得点などで点数を伸ばす。しかしここで、釧公#11高橋の連続3本3Pシュートが決まりさらに勢いづく。怒涛の追い上げを見せる釧公だったが、学院の流れを止めることが出来ず、97対69で学院が勝利した。

文責：大学連盟