試合開始直後は両者、ロースコアだがファウルがかさむ立ち上がりとなった。旭教はディフェンス面が優秀で速攻のチャンスを多くつくることに成功する。そのままの流れで攻めるが、札大#75下村のスリーポイントで流れを引き戻した。12-12同点で終了。第2Qでは、札大のオフェンスリバウンドの強さと要所でのスリーポイントが目立った。しかし、旭教も大事なところでシュートを決めきり、点差を開かせず、28-33札大リードで前半が終了した。前半は両者ともスタメンのファウルが多く、後半も油断ができない。前半とはうってかわって、第3Qでは札大のスリーポイントの成功率が下がり、旭教がおおくのチャンスを手にする展開になる。両者譲らぬ接戦のなか、Q終了直前、札大の連続得点で点差が離れ39-48札大リードで最終Qへ。第4Qでも札大のスリーポイントは不調だが、ペイント内のシュートやフリースローで得点を重ね、点差を離す。同様にディフェンスも素晴らしく旭教の得点を10点に抑える。旭教も攻守ともに積極的に出たが、点差を縮めきれず、49-65札大勝利で試合終了。
前半は札大のスリーポイントが好調で、それを中心に勢いにのっていた印象だった。旭教もスティールやミドルシュートが特に素晴らしかった。後半は前半と違い札大のスリーポイントが不調だったが、それ以外の得点方法でカバーしていた。旭教もディフェンスの強度を上げ、スティールを何度も成功させていた。選手個人としては札大#75下村のスリーポイントと一年生ながら活躍した旭教#3村田が攻守共に優れていた。


第1Q、試合は旭教#29石川のミドルシュート成功から始まり、両者ファウルが多い立ち上がりとなった。旭教のディフェンスとリバウンドからの速攻が目立ち、フリーのシュートチャンスをよくつくっている。旭教が連続得点でいい流れをつくっていたが、札大#75下村のスリーポイント成功で流れを戻した。さらにタイムアウト直後スリーは失敗したが、連続のオフェンスリバウンドで札大が攻め立てる。一方、旭教はゴール下のシュートまで良い形でいけるが、肝心のシュートをミスして得点チャンスを逃す。12-12の同点で終了


第2Q、またもや、開始直後の旭教のミドルシュート成功から始まった。第1Qに続き、札大のオフェンスリバウンドが有効にはたらき、シュートチャンスを多くつくる札大#75下村の個人技が素晴らしく、唐突なディープスリーを成功させ一気に流れを引き寄せる。さらにオールコートで激しいディフェンスを展開し、旭教を苦しめる。味方のオフェンスリバウンドを信じて積極的なスリーポイント試投で札大が点差を離しにかかる。旭教#21秀島の流れを断ち切るスリーから札大のイージーミスで旭教が勢いに乗る。しかし、残り数秒で札大がバスケットカウントワンスローを成功させ、28-33札大リードの接戦で前半終了。


第3Q、始まってすぐ旭教がスティールを成功させ、レイアップに繋げる。オフェンスでは旭教がスムーズなボール回しからの#10植木のジャンプシュートで得点する。対する札大は依然として#2今泉などのスリーポイントを主体にして得点を重ねる。終盤、旭教はスティールからの素晴らしい速攻で勢いづくが、ディフェンスファウルでいまいち流れに乗りきれずにいる。最後、札大の連続得点で均衡を崩し、39-48札大リードて終了。


第4Q、序盤は旭教のスティールが連続で成功し得点に繋げることに成功する。ディフェンスリバウンドも安定してとれている。札大はスリーを継続して放つが、惜しくも成功しない。中盤、じりじりと札大が点差を広げる。スリーポイントが入らないながらも、18点差に広げることに成功する。旭教もディフェンスの強度をあげるが、札大のオフェンスに崩される。旭教も最後まで積極的に攻めるが、点差が縮まりきらず49-65、札大勝利で試合終了。

文責：大学連盟