第1Q序盤から星槎は#17エンフタイワンを中心にオフェンスを展開する。対する岩教はドライブキックアウトを共通認識にして攻める。星槎はオフェンスでのイージーミスが目立ち、中盤に得点が止まる。一方、岩教は攻守共に自分達のペースで進めることができている。僅差の12-15、星槎リードで第1Q終了。続く第2Q、岩教のシュートが好調で順調に得点する。序盤は得点が膠着するが、中盤以降は両者譲らず点を取り合い、最後に一歩抜け出した岩教が4点リードで後半へ進む。後半も変わらず岩教のシュートが素晴らしい。星槎もまけじと得点するが、スリーポイントが明暗を分け、点差は岩教リードのまま広がっていく。ディフェンスも強固で要所をノーファウルで抑えきる。しかし、終盤は星槎も調子を上げ始め、点差を縮める。だが、序盤での得点がアドバンテージとなり49-43、岩教リードで最終Qへ。第4Qも引き続き両者シュートの調子が良いが、中盤に星槎が一歩上回り#13羽野のスリーポイントで逆転に成功。そこからは岩教が決めれば星槎が決めると、お互い全く譲らず終盤まで激戦を繰り広げる。しかし、残り30秒、最後までリードを守りきった星槎が67-64で勝利した。試合を通して岩教はスリーポイントの確率が特に素晴らしく、会場を熱狂させていた。星槎も#17エンフタイワンを中心に個々の個人技が素晴らしかった。第４Qの中盤に逆転してから目が離せない接戦で、本当にどちらが勝ってもおかしくなかった。素晴らしい試合だった。


第1Q、星槎#17エンフタイワンのミドルシュートから試合開始。さらに速攻を2回連続成功させ、6得点する。岩教も離されまいと#18佐藤がミドルシュートに成功。星槎がハイスピードなオフェンスで岩教を攻め立てる。岩教もドライブからのキックアウトを意識して、オフェンスを展開する。星槎はレイアップの失敗が目立ち、点差を広げられずにいる。中盤以降、得点が止まる星槎を岩教が追い上げ、12-15道都リードで終了。


第2Q、岩教#17橋本の柔らかいシュートタッチからのミドルシュート成功から始まる。両者のディフェンスが固く、得点が止まる。中盤、岩教が決めれば星槎が決める、互角の戦いになる。岩教#12北田の点差を広げるスリーからのショットクロックを使いきらせたディフェンス成功により、岩教の勢いが止まらない。岩教#17橋本がブザービーターのスリーポイントを得点し、29-25岩教リードで勢いに乗ったまま後半へ。


第3Q、岩教#18佐藤のディフェンスを翻弄するドリブルからのレイアップを成功させ、後半も岩教の流れだと示す。星槎も得点し、点差を縮めようとするが、スリーポイントでさらに点差を広げる。中盤、どちらもオフェンスが素晴らしく、得点が止まらない。しかし、依然として岩教の流れで、それを断ち切るため星槎がタイムアウトを要求。タイムアウト後も岩教の流れは止まらず、点差を広げにかかる。しかし、星槎#17エンフタイワンが冷静に得点する。続けての星槎のスリーポイント成功もあり、次は岩教がタイムアウトをとる。タイムアウト後、星槎がゾーンを展開するが、即座に岩教#18佐藤のスリーポイントで攻略する。残り20秒やり返すように#13羽野がスリーポイントで差を縮め、49-43、岩教リードで終了。


第4Q、またもや開始は岩教#18佐藤のフローターからだ。しかし、星槎も#6高橋のフローターでやり返す。両者譲らず点の取り合いだ。星槎は好機と判断し、ダブルチームを仕掛け、効率的に得点する。重症化する前にすかさず岩教がタイムアウトをとった。しかし、タイムアウト開け、残り4分で星槎#13羽野の価千金のスリーでとうとう星槎が逆転に成功する。岩教のオフェンスミスでさらに星槎が勢いを増す。しかし、離されまいと岩教#45八重樫が素晴らしいスリーポイントを成功させる。残り2分で同点、どちらが勝ってもおかしくない。ここでも岩教#18佐藤がスリーポイントを決める。しかし、星槎#17エンフタイワンがスリーポイントをやり返す。ここで、星槎がタイムアウトを要求し、決着に備える。タイムアウト後、残り37秒、星槎1点リードで岩教が2本のフリースローを獲得、#45八重樫が2本とも決め逆転に成功。しかし、今度は#17エンフタイワンが2本のフリースローを獲得、2本とも決め、さらに星槎が逆転。残り21秒、岩教がタイムアウトをとる。1点ビハインドで岩教ボールからスタート。しかし、痛恨のボールロスト、ファウルをして星槎のフリースローへ、#6高橋が冷静に2本決める。残り2秒で岩教スローイン。ブザーが鳴り、大激戦は最後67-64星槎勝利で終了。

文責：大学連盟