第１Q、市立柏＃１１の３Pからゲームが始まる。両チームとも、強度の高いハーフコートマンツーマンディフェンス。湘工大附は、鋭いドライブから市立柏のファウルを誘ったり、＃６のバスケットカウント、１ショットをしっかり沈める。その後、ファーストブレイクなど＃７と＃８で得点を重ねる。市立柏は＃２のドライブインシュートなどで３連続得点。湘工大附は市立柏＃２にフェイスガードをし、一進一退の攻防。２０－１５市立柏のリードで第１Q終了。
　第２Q、市立柏は＃２の３P、湘工大附は＃８、＃７のポストプレーで試合再開。その後、お互い激しいディフェンスとリバウンドで、約３分間得点が動かない。得点が動いたのは湘工大附の＃１８の連続３P。市立柏＃１９がファーストブレイク、＃４４がピックアンドロールで加点する。すぐさま湘工大附＃６のバスケットカウントで２８－２８の同点にする。市立柏は、＃１１のドライブインシュートとアシストパスの活躍で３４－２８に引き離す。湘工大附は、タイムアウトを取る。湘工大附＃７、＃４がよく走り、残り１：０４で再度同点にする。たまらず市立柏タイムアウト。湘工大附＃８の落ち着いたミドルシュートとポストプレーで第２Qを締めくくる。３６－３８湘工大附のリード。
　第３Q、市立柏＃４４の体を張ったプレーや＃１１へのバックドアパスなどの活躍でゲームが始まるが、相手選手との接触によるアクシデントで一時ベンチへ。湘工大附＃７のゴールにねじ込むシュートや＃５のリバウンドタップシュートで、１点を争う苦しい時間帯を繋ぐ。湘工大附は、セットプレーから＃７が３Pを沈めるとともに、＃７と＃８がペイントエリア中心に体を張り攻撃を組み立てる。市立柏＃１９の３Pと＃２のドライブインシュートが連続で決まり、残り２：１１、３点差に広げられたところで、湘工大附はタイムアウトを取る。湘工大附＃７のゴール下を決め、５２－５１市立柏リードで第３Q終了。
　第４Q、市立柏は＃１１、＃１９、＃２が得点を重ねる。湘工大附は、ハーフコート２－１－２ゾーンとハーフコートマンツーマンを織り交ぜてディフェンス。市立柏はスピーディーかつ落ち着いて攻撃をする。得点が伸びない湘工大附は、６３－５５でタイムアウトを取る。その後、湘工大附は、＃６の３P２本を決め追い上げる。市立柏は、＃２３の３Pとコートに戻ってきた＃４４の得点でペースを崩さない。湘工大附はディフェンスを３－２ゾーンに変えるが、市立柏は、落ち着いたパス回しで点差を広げる。湘工大附は残り２：０６、９点差を追いかけるところで、最後のタイムアウトを取り、オールコートプレスを仕掛ける。市立柏は、焦らず時間をコントロールし、試合に勝利した。

文責：能勢　正弘