男子決勝戦、福岡JY（福岡県）と福岡U15（福岡県）との対戦。第１Ｑ、両チームともハーフコートマンツーマンディフェンスでスタート。福岡U15は＃21のミドルシュートで先制。対する福岡JYも＃16のドライブインで応戦する。序盤は両チームとも落ち着いた立ち上がりで、お互い核となる選手が着実に得点を重ね、一進一退の攻防が続く。後半、福岡JY＃８が力強いドライブインにより、シュートファウルを立て続けにもらい、フリースローを確実に沈め、リードを５点に広げた。福岡JY17－12福岡U15で第１Ｑが終了。　

　第２Ｑ、福岡U15は＃21を起点にゴール下の攻防を制し、１点差に詰める。しかし、福岡JYは粘り強いディフェンスで逆転を許さない。福岡JYは懸命なディフェンスからチャンスを生み出し、＃16のドライブインや＃17の速攻で再び点数を広げる。福岡JY27－22福岡U15となったところで、福岡U15は最初のタイムアウト。福岡U15の＃21、＃5が連続で得点を決め、福岡JY29－26福岡U15で第２Ｑが終了。

　第３Ｑ、福岡U15は積極的にゴールを狙うが、シュートを決めきれず、福岡JYが確実にディフェンスリバウンドをものにして攻撃が続かない。一方で、福岡JYは出場選手が自分の役割を果たし、次々と点数を重ね、開始３分で福岡JY36－26福岡U15と点差を10点に広げる。試合の流れを変えたい福岡U15は、＃５の３Ｐシュートや＃35のフリースローなどで喰らいつく。しかし、福岡JYも＃11の３Ｐシュートで応戦し、福岡JY40－32福岡U15で第３Ｑ終了。

　第４Ｑ、追いつきたい福岡U15は＃21のポストプレイを起点に得点を重ねる。福岡U15のディフェンスも効果的に機能し始め、福岡JY44－39福岡U15と点差を詰める。しかし、福岡JYは＃７の速攻や＃16のスティールで流れを譲らない。福岡JYの＃８のゴール下や＃７のミドルシュートで再び点差を広げる。残り２分、福岡U15は＃５や＃35の連続３Ｐシュートで最後の追い上げを見せるが、福岡JY54－51福岡U15で試合終了。両チームとも力強いドライブインが光り、それを臆さない体を張ったディフェンスやリバウンドで、自分たちのバスケットを貫いた。最後まで力強く、粘り強いプレーを続けた両チームに、会場全体から拍手が送られた。

文責：鹿児島県バスケットボール協会