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"The Legend" あの男が日本にやってきた!「デニス・ロッドマン」来日記者会見!

そしてそして…ここからはメディアからの質問コーナー。


 
--明日のWOWOWへの生出演の意気込みと、何を伝えたいのか?を教えてほしい。
まずは日本でNBAがポピュラーだった事を、実は知りませんでした。
昨日スタッフの人間から話していて聞いたんだけど、野球が一番ですよね。
しかしながら、バスケットボールというのはどんどん国際化が進んでいます。世界各国、もちろんここ日本にも火がついている。
なぜならば、本当にNBAの中で活躍するアスリートというのは魅力的だからです。子供たちの心に訴えかけるものがあるからです。
 
 
--新たにHCに就任する、ブルックリン・ネッツのジェイソン・キッドHCについて
今の時代、NBAでコーチをするという事は本当に難しい事です。
なぜならば、選手たちの中で”勝つこと”へのこだわりが少し薄れている感じがします。
もし、勝つ事が出来なかったら他人のせいにする。そういった風潮がある、そういった環境の中でコーチングして、チームメイトたちを導いていくのはタフな状況。
更に今シーズンはヒートに対して、対抗していかなくてはならない。
今、勝つか?もしくは、負けて終わるか?そんな状況ですよね。
NBAの全ての状況を加味しても、そして過去ネッツが2回チャンピオンシップに対してチャンスがあった事を加味しても、本当に今勝つか?負けるか?
最初にプレーヤーとして、引退して1年目でその瀬戸際にいるという意味で本当に応援していますけど、コーチするのは大変だなと思っています。
ちなみに…レイカーズは、見込みはありません。


 
そして何と!
バスケプラスとして、最後の最後にLegendに質問できました。
 
--NBAでプレーしていた中で、インプレッション(印象)に残っているプレーヤーをぜひ教えてください。
そんなに数は多くないんですけど、レイカーズにいたジェイムス・ウォージーさん(※1)、それからブルズのスコッティ・ピッペン。
この二人が一番苦心したと言っていいんじゃないかな?と思います。
他にはそんなに多くは挙げられないんだけど…というのは自分が常に最前の力を尽くす事に献身してきたからです。
チームのため、チームメイトのため、そして人々の為に自分は勝つ事に拘っていた。
それは決して自分の為ではありません。
先程も言いましたけど、私は皆さん、人々を喜ばせるのが好きです。
エンターテイニングな面白い事も言うのが好きだし、みんなの笑顔を見るのが好きなんだ。
 
 
 
 
彼は本当に“Legend”だった。
あの奇抜なイメージとは全く違う、熱く真面目で正直な人間。
バスケットボール、自分の人生、自分自身に対して…本当に正直すぎるくらいに正直で熱い。
そして、人が好きだからすごく優しい一面を兼ね備えている。
そんな印象を持った。
 
だから、彼は5度のチャンピオンシップを獲得し、更にNBAのレジェンドの仲間入りをした。
この会見で全てが分かった。
 
また来年、約束をした…バスケットボールを子供たちに伝えるために、きっと日本にやってくるだろう。
彼は約束を守る、素晴らしい人間だから。
 
“The Legend”





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(※1)
1982年のドラフトでロサンゼルス・レイカーズ入りした206cmのSF。
カレッジ時代にはノースカロライナ大学でFINAL4MVP、カンファレンスMVP、オールアメリカンにも選ばれたスタープレーヤー。
MJこと”マジック・ジョンソン”、スカイフック言えば”カリーム・アブドゥル・ジャバー”とともに、レイカーズの黄金時代を築き上げた一人。
1988年のNBAファイナルのMVPにも輝き、1994年に引退。2003年にはNBA殿堂入り。
彼の背番号”42”はロサンゼルス・レイカーズの永久欠番になっている。




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