関東ブロック２位豊田と北海道ブロック１位東月寒の対戦。立ち上がり豊田はハーフコートマンツーマン、東月寒はオールコートマンツーマンでスタート。豊田は＃１２のゴール下シュートや＃１５の３Pシュートで得点を重ねる。対する東月寒は激しいディフェンスからミスを誘い＃５のドライブインや＃５５のジャンプシュートで得点。お互い点数を取り合い豊田２０ー１９東月寒で第１Q終了。

　第２Q、東月寒は＃２４にマッチアップをしている豊田＃１２を外にひっぱり出すようなスペーシングを取る。インサイドにスペースを作り＃５のドライブや＃７のオフェンスリバウンドが機能し流れに乗る。流れを引き寄せたい豊田は＃１２の１on１で得点を重ねるも東月寒の勢いを止められず残り３分、豊田３０ー３５東月寒となったところで、豊田はたまらずタイムアウト。その後インサイドで得点を重ね流れを引き寄せたように見えたが、東月寒＃５５の前半だけで５本目となる３Pシュート、ドライブなどで流れを渡さない。１Q同様点数の取り合いとなり豊田４０ー４４東月寒で前半終了。

　第３Q開始早々、東月寒の連続スティールから速攻に繋げ、開始１分で東月寒がリードを９点に広げる。豊田は攻撃の起点となっている東月寒＃５５を＃２４がフェイスガードする。オフェンスでも＃１２が連続得点で豊田４８－４９東月寒まで迫る。流れを渡したくない東月寒は＃５５からノーマークの＃５へのバックビハインドパスから３Pシュートが決まり勢いを取り戻す。＃５の３Pシュートもあり流れは完全に東月寒のように思えたが豊田＃１２がこのQ１２点を挙げる活躍を見せ豊田５５ー５８東月寒の３点差で第３Q終了。

　第４Q、東月寒＃７のドライブで得点すれば豊田＃２４の３Pシュートが決まり残り４分を切って豊田６５ー６７東月寒とお互い点数を取り合う展開。豊田＃１２のオフェンスリバウンドシュートが２本連続で決まり残り２分を切ったところで７１ー６９と豊田が逆転。その後は激しくリードチェンジを繰り返し、タイムアウト明けのオフェンスで＃５５の１on１が決まり７６－７６の同点。豊田は決めきれず残り４秒東月寒ボールでスタート。＃５５に勝ち越しのシュートを託すも得点できず延長戦に突入。

　延長、東月寒＃５５のドライブ、豊田＃１７の３Pシュートで始まる。その後東月寒＃５５の３Pシュート、豊田＃１２のオフェンスリバウンドからのシュートが決まり残り１分で８１－８１の同点。豊田は＃１２にボールを集めゴール下でノーマークになっていた＃１７のシュートが決まる。同じような状況で豊田＃３がゴール下で得点し残り２０秒豊田８６ー８１東月寒の５点差となったところで東月寒はタイムアウト。東月寒＃５５の３Pシュートがまたしても決まり豊田８６ー８４東月寒となり東月寒は更にプレッシャーを強めるも豊田が冷静にボールを運び＃１７がゴール下で得点。豊田８８ー８４東月寒で試合終了。延長となったが、最後まで持ち味を発揮し続け見応えのある試合を展開した両チームに拍手を送りたい。

文責：新潟県中体連